2,
2022.05.18
彼らを見ているといつも元気をもらう。ちゃんと生きているし生きようとしている姿が美しい。
花も咲かせる。
ごく普通のことなのかも知れないけど奇跡に思える。
岡倉天心が書いた『茶の本(村岡博訳)』の中で、茶道について『日常生活の俗事の中に存する美しきものを崇拝することに基づく一種の儀式であって、、』と表現していて、この一文は現代でもいろんなところで引用されているけど、多分にもれず私も最高にかっこいいなと思います。約一ヶ月は自宅に缶詰め状態だけど、思いのほかネガティブにならず毎日を楽しめているのはこういう視点に触れられていたからかも。
当然、これに気づかせてくれた周りの方の力が一番大きいです。
ありがとうございます。
お茶に触れられて幸せだなと思います。
ちなみに『茶の本』で一番好きな好きなフレーズはこれ。茶道の要義について示したことば。
『「不完全なもの」を崇拝するにある。いわゆる人生という不可解なもののうちに、なにか可能なものを成就しようとするやさしい企てであるから。』
ここが一番好き。
(やさしい企て)って表現震えませんか。
茶道具のお店を開こうと思ったのはこの言葉に触れたことが一番大きい。
そのために仕込み中です。
蛇足として『いきの構造』を書いた九鬼周造は岡倉天心の子どもであるという通説があるが、どうも過去の手紙のやりとりや海外への渡航履歴からすると辻褄が合わないらしい。国の仕事で渡航しているから履歴に間違いはなさそうだけど真相は分かりませんね。
関連記事
