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2022.07.04
最近の仕事の中では一番のスモールピースですが一番のお気に入りになった作品。
天板に使われているポリカーボネート板は二枚の表面材の間に細かい仕切りがたくさん付いたダンボールのような中空構造になっており、軽量でかつ耐候性・耐衝撃性に優れた素材です。
視線の動きに応じて映り込む背景が変化してくれるのが面白くて最近はよく使っています。
麻を使った染め物のプロジェクトもそうですが霧のように実体が掴みくくて動的な素材が好きなのかも。
特に今回は畳の空間にプラスチックの素材が入り込む違和感が、空間に適度な変化をもたらしてくれることを期待しています。
固定するためのビスもあえて見せることもあります。
技術的な問題では無くて、隠さなければいけない理由とは?という本質的な問いにいつも引き戻される感覚があります。
盲目的に隠さなければならないという無意識へのアンチテーゼなのかもしれない。
美しい、美しくないというのはどこまでいっても主観から抜け出せない議論で、多数が良いというものが本当に良いものとも言えないわけで。
社会と切り離される恐怖というものも混在しているのも事実ですが美術館に並べられたものを疑うということは大事な視点なのではないでしょうか。
雨の日はそんなふうにして、自分の中のだれかと議論しながら籠もって製作するのが好きです。
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